ヨハネの黙示録を真剣に解釈した結果

聖書(新約聖書)の最後の書「ヨハネの黙示録」を全て聖書に基づいて解釈しています。

ヨハネの黙示録:第1章第1節の解釈

ヨハネの黙示録:第1章第1節

イエス・キリストの黙示。

これは、すぐに起こるはずの事を

そのしもべたちに示すため、

神がキリストにお与えになったものである。

そしてキリストは、その御使いを遣わして、

これをしもべヨハネにお告げになった。』

 

【聖句の解釈】

イエス・キリストの黙示の部分を

以下で解釈しています。

 

ヨハネの黙示録は、聖書の最後の書で
聖書全体の結論であり完成であり成就です。

聖書の根本的な真理の大部分の種は
聖書の最初の書である創世記に
蒔かれています
これらの種のすべての成長は、創世記に続く
出エジプト記から徐々に生育し、新約聖書
多くの実を結びます。
そしてその収穫は、ヨハネの黙示録によって
刈り取られます。

ですから、このヨハネの黙示録に書かれている
事柄は、大部分がヨハネの黙示録より前の各書に
すでにあったものであり、本書はそれまでの
内容に追記して完成されています。

ヨハネの黙示録に限らず聖書の中心テーマは
イエス・キリストです。
そして黙示録は、イエスの究極的な啓示であり
エスに関する証しの究極的完成です。

本書は未来に関する予言の書ですが
単なる言葉による予言ではなく、真理を求める者
に示されたビジョンによる予言です。

全能の神であり時空を超えた存在者である
神の目には、本書で予言されたすべての事は
すでに起こったことです。
ですから使徒ヨハネに与えられた黙示録は
すでに起こったことで、映像として示されました。

ヨハネの黙示録は、キリストを常に啓示している
聖書のまとめの書ですが、本書までの書にはない
幾つかの面を有しています。

それは諸教会の間で愛をもって、しかも裁く者
として信者を顧みておられる大祭司としてのイエス
神の御座と四つの生き物と天空の二十四人の長老
の間で、神の宇宙的行政の七つの封印を開く
獅子であり小羊としてのイエス
天から下って来て全地を所有する王としてのイエス

そのようなキリスト・イエスの天での実像は
本書のみで明らかにされているのです。

 

※お告げの解釈